1995
1988年にシラパコーン大学を卒業したチャーチャイはその後数々の賞を受賞して、作家として華やかなスタートをきる。そのタイの現状を批判する鋭い画風はその卓越した技法とともに国外からも注目をあびている。夫人であるピナリー・サンピタックとの画廊の共同経営などを通じてタイの美術界に新風を吹き込むような活動もおこなっている。その穏やかな気風を象徴して微笑の国と言われることのあるタイの現実を作家はこのシリーズ 「シャムの微笑」で自らの顔に似かよった巨大な顔の表情を通して皮肉に表現している。「入ってもいい?」は世界の先進美術界に対しての作家自身の言葉と解釈されているが、美しいピンクの薔薇の花々を下におきながらも画面いっぱいに描かれた顔のその狂気じみた異様な表情は我々に衝撃を与える。作家が水戸に滞在した時に描かれた作品であることが右下の書き込みによって判明する。(I.K.)
1964-
| ジャンル | 絵画 |
|---|---|
| 材質・技法 | 油彩/カンヴァス |
| 寸法 | 220×200cm |
| 受入年度 | 1997 |
| 受入区分 | 購入 |
| 作品/資料番号 | 1997-00-0017-000 |
| Title | Siamese Smile: May I Come In? |
|---|---|
| Genre | Paintings |
| Material/technique | Oil on canvas |
| Dimensions | 220×200cm |
| Acquisition date | 1997 |
| Accession number | 1997-00-0017-000 |
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1995
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1995
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1995
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1995-98
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1995
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1995
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1995
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1995